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オオバコ科キンギョソウ属 耐寒性多年草

キンギョソウ(金魚草)

Antirrhinum majus


 概 要 

 地中海沿岸原産で江戸時代後半に導入された多年草。

 

 構造・生態 

 茎は直立し10-120cm。葉は対生し、葉身は長楕円形から披針形。茎先に総状花序をだし、4cm程の唇形の花を多数つける。花冠は上下2唇弁をもつ。花色が白、黄、淡紅など多くの品種がある。種は微細だが性質は強健で、こぼれ種でよく殖える。一般的には秋蒔きの一年草で、寒冷地では春蒔きにする。本来は多年草の植物であり、年月が経つにつれて茎が木質化する。

 

 利用方法・雑学 

 名前の由来は花の形がキンギョ(金魚)に似ることから。本来の花期は4-5月だが品種改良によりほぼ周年開花する。花壇・鉢植え・切り花などで利用される。金魚の養殖で有名な愛知県弥富市の市の花にもなっている。

 

 花が枯れた後に残るタネが落ちた殻からがドクロ(髑髏)に似る事もありSNSを中心に人気がでた時期もありドクロの花としても有名。

 

 英 名 

Common snapdragon
Garden snapdragon

 別 名 

スナップドラゴン

 原 産 

地中海沿岸

 花 期 

1-12月

 花 径 

3-6㎝

 草 丈 

10-120㎝

 種 別 

栽培

 花 色 

/黄/赤/桃/橙

 花言葉 

でしゃばり

純粋な心(白)

 キンギョソウが登場する作品等 

 

 

《キンギョソウ(金魚草)他の画像》


キンギョソウ(金魚草)ドクロ/花図鑑

ドクロの様に見えるキンギョソウの種が落ちた後の殻。