オクラ
アオイ科トロロアオイ属 非耐寒性一年草

オクラ(秋葵)

Abelmoschus esculentus


 アフリカ北東部原産(エチオピアが有力)で江戸時代末期に導入された一年草(原産地や熱帯では多年草となる)。名前のオクラ(okra)はガーナで話されるトウィ語が語源。この野菜が普及した昭和50年以前からなじみのあった地域では「ネリ」という日本語で呼ばれていたが今日ではほとんど通じない...

 

 茎は直立し、7-10月に茎頂または葉腋に7㎝程の黄色の5弁花をつける。早朝に開花し、午前中にはしぼんでしまう。葉は互生し、掌状に3-5裂する。果実は10-30㎝で先が尖り、断面は5角形。

 

 約2000年前にはエジプトで栽培されており、カルシウムや鉄分等を含み食用となる。日本でもなじみのある食材で鹿児島や沖縄・伊豆諸島等が主な生産地になっている。オクラを刻んだ時にぬめぬめとした粘りが出るがこれは、ペクチン・ガラクタン・アラピン等の食物繊維でありコレステロール減らす効果をもっている。

 

 英 名 

Okra

 別 名 

オカレンコン(陸蓮根)、アメリカネリ

 原 産 

アフリカ北東部

 花 期 

7-10月

 花 径 

5-10㎝

 草 丈 

50-150㎝

 種 別 

野菜/果物

 花 色 

 花言葉 

恋の病