オオイヌノフグリ/花図鑑
オオバコ科ベロニカ属 這性越年草

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

Veronica persica


 概 要 

 西アジア原産の越年草で明治時代に東京で最初に確認された帰化植物。道端や畑の畦道等に普通に生えている



 構造・生態   

 茎は匍匐し横に広がり、11-5月に葉腋に1㎝程の青色の花をつける。葉は茎の下部で対生し、上部で互生する。葉身は1-2㎝の卵円形で縁に鋸歯がある。


 利用方法・雑学 

 名前の由来は本州以南に見られる在来種「イヌノフグリ」より大型のイヌノフグリと言う意味から。イヌノフグリ自体の由来は犬の陰嚢(ふぐり)に果実の形が似ることからとられており、可愛らしい花からは想像出来ないとんでもない由来と言える。但し「オオイヌノフグリ」の果実はハート形であり犬の陰嚢には似てはいない。


 英 名 

Persian speedwell

 別 名 

ルリカラクサ(瑠璃唐草)、ヒョウタングサ(瓢箪草)、ホシノヒトミ(星の瞳)

 原 産 

西アジア

 花 期 

11-5月

 花 径 

0.5-1.5㎝

 草 丈 

5-40㎝

 種 別 

自生

 花 色 

青/紫

 花言葉 

信頼


《オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)その他画像》


オオイヌノフグリ2

オオイヌノフグリ3