オニタビラコ
キク科オニタビラコ属 越年草

オニタビラコ(鬼田平子)

Youngia japonica


 概 要 

 日本全国の日当たりの良い道端や空き地等いたるところで見られる越年草。

 

 構造・生態 

 葉を含め、植物全体に細かい毛を密生する。葉は直立し草丈は20-100㎝程に伸びる。花茎の先に散房花序をだし、小さな黄色の花を多数つける。根本から出る葉はロゼット状、長さ10-30㎝でタンポポの葉に似た羽状深裂する。暖地では周年開花する。

 

 利用方法・雑学 

 名前の由来は単純に大きなタビラコ(田平子)という意味。尚、タビラコ(田平子)とは、コオニタビラコの事であり、コオニタビラコより確かに大柄な植物ではあるが、個々の頭花についてはむしろこちらの方が小さい。オニタビラコ(鬼田平子)の花茎が妙に膨らみ捻じれているものを見かける事がよくあるがこれは半子嚢菌類のプロトミケスの寄生によるものである。

 

 英 名 

Japanese hawk weed

 別 名 

ジャパニーズホークウィード

 原 産 

日本

朝鮮半島

中国

東南アジア

オーストラリア

 花 期 

1-12月

 花 径 

0.5-1.0㎝

 草 丈 

20-100㎝

 種 別 

自生

 花 色 

 花言葉 

想い

 

オニタビラコ(鬼田平子)画像》

オニタビラコ葉