ボケ(木瓜)
Chaenomeles speciosa
中国原産で平安時代に導入されたとされる落葉低木。名前の由来は、ボケの果実がウリ(瓜)に似ている事から中国名で木瓜(モッカ)の名があり、これがそのまま転訛しボケと呼ばれる様になったとされる。葉が出る前に花をつけ、花色は紅、淡紅、橙、白色等があり、花形は一重咲、八重咲の多数の園芸品種がある。葉は互生し、葉身は4-8㎝の長楕円形、ふちには鋸葉があり、小枝には刺があるので注意が必要。7-8月には10㎝程の果実が黄色く熟し、果実酒等に利用され疲労回復に効果があるという。11-12月に咲く寒咲きものはヒボケ・カンボケと呼ばれる事もある。多くの園芸種があり、観賞用に庭木・公園樹・盆栽等として植栽される。温暖地で良く育ち寒い地域では種類が限定される。
英 名
Japanese quince
別 名
カラボケ
原 産
中国
花 期
11月-4月
花 径
2-6㎝
草 丈
20-200㎝
種 別
栽培
花 色
白/赤/桃/橙
薬 効
生薬名 モッカ(木瓜)
果実:鎮咳、滋養強壮
花言葉
先駆者
コメント