サンゴアブラギリ/花図鑑

トウダイグサ科ヤトロファ属 常緑小低木

サンゴアブラギリ(珊瑚油桐)

Jatropha podagrica



 西インド諸国、中央アメリカ原産の常緑小低木。茎の下が徳利の様に膨らむ多肉植物。よく分枝し、枝先に集散花序を出し、小さな橙色から朱色の5弁花を多数つける。その姿はまるでサンゴが木から生えたかの様に見え名前の由来も容姿に因む。葉は卵型で成長すると共に3-5裂する。同属にモミジ葉(掌状深裂)の「モミジバサンゴ]がある。


属名の Jatropha はギリシャ語の「iatros(医師)+trophe(栄養)」からきている。この属の1種が薬用とされることから名づけられた。
種小名の podagrica は「太く膨らんだ」という意味である。



 英 名 

Gout plant

Gout stick

 別 名 

ヤトロファ

ポタグリカ

 原 産 

西インド諸国

中央アメリカ

 花 期 

6月-9月

 花 径 

0.5-1.0㎝

 花 序 

5-15㎝

 樹 高 

40-100㎝

 種 別 

栽培

 花 色 

橙/赤