デュランタ2
クマツヅラ科デュランタ属 半つる性常緑低木

デュランタ

Duranta


<概 要>

 原産地はアメリカフロリダ州からブラジルにかけての熱帯アメリカであり、日本には明治時代に導入された常緑低木。原産地では森林や雑木林に自生する。デュランタ属は南アメリカを中心に30種ほどが知られる。

 

<構造・生態> 

 葉は対生または輪生し、葉身は卵形。分類上は常緑樹だが、日本では通常秋から冬にかけて落葉する。6-9月に葉腋から総状花序を下に垂れ、1-2㎝の白色や青紫色の高坏形の花を付ける。花冠は5裂するし花後には多くの黄色い実をつける。

<利用方法・雑学> 

 デュランタの由来は16世紀の植物学者C.デュランテスに因む。暖地では通年花を咲かせ花壇や生垣などで利用される。日本でよく栽培される種には直立性のハリマツリ(D.erecta)や園芸品種のタカラズカ(D.repens cv.takarazuka)などがある。

 

 サポニンもしくはアルカロイド性の毒をもつと言われるが何れも確実ではない。ペットが誤食した場合、下痢、嘔吐、胃腸からの出血、筋力低下、眠気などを引き起こす。

 

<英 名> 

Golden dewdrop

Brazilian sky flower

<別 名>

タイワンレンギョウ

ハリマツリ

ドゥランタ

<原 産> 

熱帯アメリカ

<花 期>

4-11月

<花 序>

1-2㎝

<樹 高>

1-4m

<種 別> 

栽培

<花 色> 

/青/紫

<花言葉>

あなたを見守る

 

デュランタその他画像》

デュランタの実
デュランタ 実

デュランタ 全体2

デュランタ 全体

デュランタ3