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ヒヤシンス科ヒヤシンス属 耐寒性球根

ヒヤシンス(風信子)

Hyacinthus orientalis


 概 要 

 ヒヤシンス属は地中海東部沿岸からイラン・トルクメニスタン付近原産の球根草。オスマン帝国で栽培され園芸化され、日本には江戸時代末期に導入された。有毒植物であり全草にリコリンを含む。誤食すると胃けいれん・嘔吐・下痢、汁液がつくと皮膚炎を引き起こす。

 

 構 造 

 3-4月に総状花序を出し、2-3㎝の花が数十個つく。花冠は漏斗型で6裂し、裂片は反り返る。根生葉は15-30㎝の線形から披針形。花色は白・青・赤・桃等、一重咲や八重咲等の多くの品種がある。

 

 利用方法・雑学 

 数百もの品種が存在し主に鉢植えや水栽培等で鑑賞される。

 

 英 名 

Common hyacinth

 別 名 

ニシキユリ(錦百合)

ヒアシンス

 原 産 

地中海東部沿岸

アジア西部

 花 期 

3-4月

 花 径 

2-4㎝

 花 序 

8-20㎝

 草 丈 

20-40㎝

 種 別 

栽培

 花 色 

白/青/紫/黄/赤/橙/桃

 花言葉 

運動

勝負(黄)

嫉妬(赤)

心静かな愛(白)

私は悲しい(紫)

胸を打つ誠意(ピンク)

悲しみを超えた愛