アラビアコーヒー
Coffea arabica
<概 要>
エチオピアやスーダン原産のアカネ科の常緑低木。ブラジル、ジャマイカ、スマトラ、タンザニア、ハワイ、沖縄等の各地で栽培されている。
<構造・生態>
葉は対生、光沢があり、緑は波状で葉身は楕円形の約10-15㎝である。5-6月に白色で芳香のあるジャスミンに似た花を咲かせる。果実は緑~赤色、紫色に変化し、この果実の中に楕円形の種子が2個あり、縦に一条の線があるのが特徴。これがコーヒー豆となる。
<利用方法・雑学>
観葉植物としても利用される。コーヒー豆としては通常果肉と種子の外皮を除いた状態の生豆を輸入しこれを消費地で焙煎するする事により利用する。ブラジルがアラビアコーヒーの生産量世界一である。
アラビアコーヒーはさび病や高温に弱く、アラビアコーヒーが育たない地域では西アフリカやコンゴ原産のロブスタコーヒーが栽培される。
<英 名>
Arabica coffee
<別 名>
アラビアコーヒーノキ
アラビカコーヒーノキ
アラビカコーヒー
<原 産>
エチオピア
<花 期>
5-6月
<花 径>
2-4㎝
<樹 高>
2-5m
<種 別>
栽培、野菜・果物
<花 色>
白
<花言葉>
一緒に休みましょう
《アラビアコーヒーその他画像》
コメント
コメント一覧 (2)
マンデリンはアラビアコーヒーみたいですね。
インドネシアのスマトラ島で栽培されているコーヒーで栽培を始めた現地民族の名前にちなんでマンデリンと呼ばれるそうです。
トラジャと並ぶ世界でも名の通るコーヒー豆の高級銘柄で、同じマンデリンでも地域によってブランドが確立されてる様です。スマトラ島北部のリントン・ニ・フタ地区で栽培される「リントンマンデリン」や、トバ湖の湖畔で栽培される「マンデリン・トバコ」などがあります。産地は標高1800m~1900mの高原地帯であり、肥沃な土壌でもあるため、農家のほとんどが実質上の有機栽培を行っているほか、手作業で欠点豆の除去を行うなど、厳正な品質管理を行っているのが特徴です。