ナデシコ科ナデシコ属 多年草

エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)/花図鑑
Dianthus superbus var, superbus

＜概　要＞
山地の日当たりの良い場所に生えるナデシコ科ナデシコ属の多年草。

<構造・生態＞　

葉は対生、葉身は約3-7㎝の広線形。草丈は約30-50㎝で茎は直立、上部で分岐する。花期は6-9月、茎頂に約3-5㎝の淡紅色の5弁花をまばらにつける。花弁の先は細裂し、苞は2対である。

＜利用方法・雑学＞　

カワラナデシコとエゾカワラナデシコの違いは苞の数が違うところで、カワラナデシコは3～4対なのに対し、エゾカワラナデシコは2対の苞がある。エゾカワラナデシコの種子には消炎、利尿、通経作用があるが、妊婦へは使用禁。

＜原　産＞
ユーラシア

＜花　期＞
6月-9月

＜花　径＞

3-5㎝

＜草　丈＞

30-50㎝

＜種　別＞

自生

＜花　色＞

桃、白

＜環　境＞

山地

＜地　域＞

北海道、本州・中部以北

＜花言葉＞

純愛、純潔

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