バンレイシ科イランイランノキ属  常緑高木

イランイラン
Cananga odorata


<概 要>
フィリピン、インドネシア、マレーシア、ミヤンマー原産のバンレイシ科イランイランノキ属の常緑高木。世界中の熱帯域で栽培されており、フィリピンやインドネシアでは営利栽培されている。

<構造・生態> 

葉は互生し、葉身は狭卵形から長楕円形。葉身は卵形から狭卵形。花期は5-9月、葉腋から芳香のある花を垂れさがって咲かせる。最初は緑色をしており徐々に黄色の花となる。

<利用方法・雑学> 

花から抽出される精油は、香料として利用されている。フローラルハイと呼ばれる高揚感・幸福感を与え、香水やアロマテラピー、化粧品、石鹸などで利用される。イランイランの名前の由来は、フィリピンのタガログ語、花の中の花(llang-ilang)が語源となっている。
<英 名>
Ylang ylang,llang-ilang,Macassaroil tree
<別 名>
イランイランノキ

<原 産>
東南アジア(熱帯雨林)

<花 期>
5-9月

<花 径>

5-10㎝

<樹 高>

5-15m

<種 別>

栽培

<薬 効>

花:精神不安、不眠

<花 色>

緑、黄

<花言葉>

誘惑



《イランイラン》その他画像