シソ科イブキジャコウソウ属 這性常緑低木
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
Thymus quinquecostatus
<概 要>
海岸から山地までの日当たりのよい草地や岩場に自生するシソ科イブキジャコウソウ属の常緑低木。ハーブの一種であるタイムの近緑種である。
<構造・生態>
葉は茎に対生、葉身は卵形から狭卵形。茎は細く、地面を這いよく分岐。花期は5-8月、枝の先端に短い花穂をつけ、花冠は唇形で上唇は浅く2裂し、下唇は3裂する。
<利用方法・雑学>
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)の名前の由来は、伊吹(イブキ)山に多く生え、麝香(ジャコウ)の様な良い香りがすることから。グランドカバーなどで利用されている。
<別 名>
イワジャコウソウ
<原 産>
日本、中国、朝鮮半島
<花 期>
5-8月
<花 径>
3-6㎜
<花 序>
2-4㎝
<樹 高>
3-15㎝
<環 境>
岩場、草原、高山、山地
<地 域>
本州、北海道、九州、四国
<種 別>
自生、栽培
<薬 効>
葉:乾燥させ煎じて飲む:発汗
<花 色>
桃、紫、白
<花言葉>
神聖、勇気
《イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)》その他画像
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