ヤナギ科ヤナギ属  落葉低木

イヌコリヤナギ(犬行李柳)
Salix integra


<概 要>
水辺や湿った場所などで自生するヤナギ科ヤナギ属落葉低木。栽培品種に、葉に白斑が入る、ハクロニシキ(白露錦)がある。

<構造・生態> 

葉は対生、または互生。多くは無柄で、葉身は長楕円形で約4-10㎝、緑に浅い鋸歯。雌雄別株で、3月頃、葉が出る前に開花する。雄花序、約2-3㎝で雌花序、約1.5-2.5㎝。

<利用方法・雑学> 

庭木などで利用されている。イヌコリヤナギ(犬行李柳)の名前の由来は、コリヤナギに似ているが、枝が曲がり、行李(つづらかごの一種)を作るには役にたたないことからイヌをつけ、イヌコリヤナギ(犬行李柳)となった。

<原 産>
日本、ウスリー、朝鮮半島

<花 期>
3-4月

<花 序>

1-3㎝

<樹 高>

1-2m

<地 域>

北海道、本州、四国、九州

<種 別>

自生、栽培

<環 境>

池沼

<花 色>

<花言葉>

しなやかな心


《イヌコリヤナギ(犬行李柳)》その他画像