マメ科シバハギ属 一年草

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)

Desmodium paniculatum


<概 要>
北アメリカ原産のマメ科シバハギ属の一年草。1940(昭和15)年に本種を大阪で確認された帰化植物。関東以西の日当たりの良い荒地や道端に生え、引っ付き虫とも言われる。

構造・生態> 

葉は互生、3出複葉で葉脈は葉の緑に達しない。小葉は5-8㎝の長楕円形から卵形。草丈は50-100㎝程で開出毛が多い。花期は7-10月、茎先に円錐花序を上部の葉腋に総状花序をつけ、6-9㎜の紅紫色をした蝶形花を咲かせる。夕方にはしぼみ赤くなる。果実は4-7個の小節果からなる。

<利用方法・雑学> 

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)の名前の由来は、実の形が盗人の忍び足に似ていて荒地に生えることから。
<英 名>
Tick trefoil
<原 産>
北アメリカ

<花 期>
7-10月

<花 径>

0.5-1.0㎝

<草 丈>

50-100㎝

<地 域>

関東以西

<種 別>

自生

<環 境>

田畑、山地、道端、林縁

<花 色>
桃、紫
<花言葉>
略奪愛

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