ユキワリソウ(雪割草)・ミスミソウ(三角草)
キンポウゲ科ミスミソウ属 耐寒性多年草

ユキワリソウ(雪割草)

Hepatica nobilis var.japonica


< 概 要 >

 山地の樹林内に自生する多年草。オオミスミソウは新潟県を中心とする日本海側、スハマソウは関東以北の太平洋側、ミスミソウは西日本に分布する。

< 構造・生態 >

 2-5月に茎頂に2㎝程の花をつける。花弁状の萼片は6-15個つく。

< 利用方法・雑学 >

 属名のHepaticaはラテン語のhepaticus(肝臓)が語源で葉の形が肝臓に似ているため。ユキワリソウの由来は、雪を割り花を咲かせる様子から。花色や花形が多様な園芸品種があり鉢植え等で利用される事が多い。他にユキワリソウと呼ばれるものにはサクラソウ科の高山植物であるプリムラ・モデスタ(primula mdesta)がある。

 

< 英名 >


< 別名 >

ミスミソウ(三角草)

オオミスミソウ(大三角草)

スハマソウ(洲浜草)

< 原産 >

日本

< 花期 >

2-5月

< 花径 >

2-4㎝

< 草丈 >

5-30㎝

< 種別 >

自生/栽培

< 花色 >

/青/紫/赤/桃

< 薬効 >

中世ヨーロッパでは、葉の形が肝臓を連想させる事より肝臓の病気治療によういられた。現在ではにきび、気管支炎、痛風等の治療に用いられる事がある。

< 題材になった作品等 >

漫画:ミスミソウ/押切蓮介作

小説:ミスミソウ/黒史郎

(漫画ミスミソウの小説)

 

映画:ミスミソウ

原作 ミスミソウ/押切蓮介

監督 内藤瑛亮

主演 山田杏奈

< 花言葉 >

信頼

自身

 

《ユキワリソウのその他画像》