ムギセンノウ/花図鑑
ナデシコ科ムギセンノウ属 耐寒性一年草

ムギセンノウ(麦仙翁)

Agrostemma githago


 概 要 

 ヨーロッパから西アジア原産。明治初期に観賞用として日本に導入された一年草。乾燥した荒れ地等に生える。

 

 構造・生態 

 4-6月に茎先に4㎝程の白色や紅紫色の5弁花をつける。草丈は50-150㎝で茎は直立し、葉は対生、葉身は広線形。

 

 利用方法・雑学 

 属名の「Agrostemma」はギリシア語のagros(畑)とstemma(王冠)が語源。名前は、葉がムギ(麦)に似たセンノウ(ナデシコの別名)の意味。種子にはサポニンを含む有毒植物であり、誤食すると嘔吐・下痢を引き起こす。主に花壇や切り花等で利用される。

 

 英 名 

Corn cockle

 別 名 

ムギナデシコ(麦撫子)

アグロステンマ

 原 産 

ヨーロッパから西アジア

 花 期 

4-6月

 花 径 

3-6㎝

 草 丈 

50-150㎝

 種 別 

栽培

 花 色 

/紫/桃

 花言葉 

育ちのよさ

気持ちがなびく

 

 

ムギセンノウ(麦仙翁)画像》