アネモネ
Anemone coronaria
地中海沿岸地方原産で明治時代の初期に観賞用として導入された球根草。「アネモネ」は早春の風が吹くと開花する事に因み語源はギリシャ語のanemos(風)を意味する。ギリシャ神話中に、美少年アドニスが流した血より生まれた植物が「アネモネ」であるという伝説があり、稀に「アネモネ」の事を「アドニス」と呼ぶ事もある。なおadonisはフクジュソウ属の学名で有るため混同には注意が必要である。
2-5月に塊茎から花茎をのばし7㎝程のバライティーに富んだ様々な色の花を単生する。花弁状の萼片は6-8個つく。根生葉は掌状深裂する。園芸品種も豊富にあり、一重、半八重、八重等、品種によって色々な姿を楽しむ事が出来る。
またアネモネは有毒植物でもあり全草にプロトアネモニンを含み、汁液が皮膚に付着すると皮膚炎を起こすため取り扱いには注意が必要である。
英 名
Anemone
Windflower
Lily-of-the-field
別 名
ボタンイチゲ(牡丹一華)
ハナイチゲ(花一華)
ベニバナオキナグサ(紅花翁草)
原 産
地中海沿岸
花 期
2-5月
花 径
5-10㎝
草 丈
15-60m
種 別
栽培
花 色
白/青/紫/赤/桃
花言葉
期待、はかない恋、君を愛す(赤)、真実(白)、あなたを信じて待つ(紫)
《アネモネ他の画像》
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