ヒイラギ(柊)
Osmanthus heterophyllus
山地に自生する常緑小高木。雌雄別株。名前の由来は、葉のトゲに触るとヒリヒリ痛む(ひいらぐ)事から。
10-12月に葉腋にキンモクセイに似た芳香のある白色の小さな花を束生する。花冠は4裂し、裂片は反り返る。葉は光沢のある革質で対生し、葉身は3-7㎝の楕円形から卵状長楕円形をしている。葉の縁には鋭いトゲとなった鋭鋸葉があるのが特徴であるが、トゲがあるのは若い木だけで、老木になるとトゲが無くなる。果実は1-2㎝の核果で6-7月に紫黒色に熟す。
低木で常緑広葉樹であるため、盆栽等で利用される。幹は堅くなおかつしなやかであり、衝撃等にたいし強靭な耐久性をもつことから、木材は金槌の柄などで利用される。また節分にはイワシ(鰯)の頭をヒイラギに刺して玄関に飾り、邪鬼の侵入を防ぎ追い払う風習がある。
英 名
Holly osmanthus
Falsa holly
Chinese holly
別 名
柊木・疼木
※何れも読みはヒイラギ
原 産
日本
台湾
花 期
10月-12月
花 径
4-8㎝
花 序
3-6m
樹 高
1-10m
種 別
自生/栽培
花 色
白
花言葉
先見の明
用心深さ
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